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最近よく見る夢 [日常のあれやこれや]

このところ夜寝苦しい。そのせいか長い夢をよく見る。子供の頃と違って幾つの頃からか夢が長くなってきたけど、最近のはほんとに長編で、起きるとぐったり疲れている。長い夢を見るから疲れるのか、疲れているので長い夢を見るのか。昼間の会社での仕事では疲れるようなことはしていないつもりなんだけど(をいをい)。そういう夢のディテールは見るたびに違うんだけどなんだかパターンがあることに気がついた。たとえばこんな....

....ホテルの前に来た。自分の手元を見ると小さなトランクを引っ張ってるので国内への出張らしい。田舎のホテルらしくて、周りには街灯もなく真っ暗。目をこらすと水田が続いているようにも思えるがよくわからない。横幅がかなり広くて何階建てかもわからない威圧的な巨大ホテルだけど、なぜか奥行きはすごく浅いように感じる。

5、6段の石段を登ってガラス扉を押し開けてロビーに入ると、スペースはほとんどなくすぐフロントのカウンターになっていて、左右を見ると僕と似たような客が何人もフロント係と何やら話している。

僕も名前を告げて鍵をもらった。部屋番号だけを書いたプラスチック製の黒い板に鍵がぶら下がっている。その板が妙に大きくて重い。5、6桁の数字が書いてあってどの階なのかわからなくて、たまたまそばにいたホテルの従業員らしいおばさんに尋ねた。そのおばさんは背が低くてたぶん130cmぐらいしかない。僕を見上げるようにして連れて行ってやるのでついてこい、と親切そうに言う。僕はすなおに従った。

おばさんは歩きながら僕に話しかけるんだけど、背の違いと周りに人が多くざわざわしていて全然聞き取れない。曖昧に返事をしていると、エレベータのドアの前に来た。幅2mぐらいの廊下に面していてその反対側は全面ガラス窓になっている。外を見るといつのまにか2、3階にあがっている。そういえば5、6段の階段がいくつかあって、そのたびにトランクを持ち上げていたような気もする。

おばさんと並んでエレベータを待っていると、左から青い作業服と帽子をかぶった男が割り込んできて、空調設備の修理をする、とかなんとか言ってエレベータのドアをぐいーっと手で開けた。その中はエレベータシャフトではなくてダクトが入り組んだ奥行きの狭い部屋になっていた。おばさんはアメリカ人がするような肩をすくめる動作をして、別のエレベータを探し始めた。

エレベータに乗った記憶はないんだけど、あちこちうろうろしているうちに広いホールに出た。天井は1階分しかなくてあちこちに太い柱が立っているので、余計むやみに広いホールに思えた。目の前にはケーキ入刀している正装したカップルとその周りでスマホを構えている若い男女のかたまりがいたかと思うと、その横では砂場のような囲いの中に色とりどりのスポンジのボールがあふれていて、そこで子供がはしゃいでいたり、しばらく行くと直径2mほどもあるバランスボールのようなものを中学生ぐらいの子供が転がしたりうっかり上に乗ってしまって転んだりしていた。

ふと気がつくともらった部屋の鍵がない。あの黒い大きな板をどこで落としたんだろう、でもあれがないと部屋にたどり着けても入ることができない。僕を引っ張っていくおばさんに、鍵がどこかへ行った、探さないといけない、と告げるんだけどおばさんはそれを無視してぐいぐい手を引っ張る。その力が妙に強くてなんとなく気圧されてしまった。

ホールをおばさんに手を引っ張られながら横切って、大きな観音開きのドアを開けるとまた別の似たような大きなホールに入ってしまった。ホールによっては壁が一面ガラス張りになっているところがあって、そこから外を見るとかなりの高さになっているらしい。濃いグレーの空をバックに遠くの山並みが真っ黒く縁取っていて、下を見ると黒々とした水田が広がっているように思える。そうやって小柄なおばさんに急かされながらトランクを引っ張ってうろうろ歩き回った.....



また別の夢では



.....前の会社の宴会らしい。知った顔が大勢いる。みんながそれぞれの席に付きはじめたので僕も自分の席を探そうと思ったけど、どうやって席が決まっているのかよくわからない。みんなが座りはじめた席は小学校の机みたいに銘々に別れていてそれを左右ピッタリくっつけている。そうして机がいくつも輪になっていて、どうやら全体としては四角く並べた周りにさらに何重にも四角い輪になっているらしい。

当然外から埋まり出して、内側の席に行くためには机をまたがないといけない。ざわざわとした中でしだいに内側へと行く羽目になった。

そうやって空いている席を探しながら机をまたいで行くと、小学校の給食の時のように、4つの机が向かい合わせになっているところまできた。これが中心らしい。さすがにこんなところに座る人はいないらしくて4つとも空いている。僕も遠慮して、また外側に向かって空いている席を探しはじめた。

机をまたぐたびにそこに座っている人がなにやらにこやかに話しかけてきては、僕の持っているものを引いて何処かへ持って行ってしまう。カバンや財布もなくなると着ている服を引っ張っては脱がせるので、いつのまにか僕はアンダーシャツとパンツという姿になってしまった。

これ以上脱がされると素っ裸になってしまう、と思ったので席探しを諦めて、壁近くにずらっと並んでいるソファの方へ行くと、僕の昔の上司が座っていた。そう言う人だとはまったく思えない人なんだけどそこでは周りにいかにも水商売ぽい女性たちを4、5人はべらせながら僕の方を見てニヤニヤしている。

「ほら、おまえが探しているのはこれだろ」

と僕が近寄るのを避けるようになにかを放り投げてきた。反射的に受け取ると布が丸まったもので、広げてみるとさっきまで僕が来ていたシャツやズボンらしい。中に女物の下着とかも出てくる。それを見咎めてお水の女たちがケタケタと笑っている。

ニヤニヤしている上司の前でズボンをはく気にはなれなかったので、ベージュのパンティやピンクのブラと一緒に抱えて落ち着ける場所を探して歩き回った。知った顔ばかりがごった返していてみんなが「おや、久しぶり」とか「なにやってんだお前」とか言いながらまた僕が持っているシャツやズボンを引っ張るので、こんどは取られないように気を使って部屋から出る扉がないか探し回った。四角く並べられた机が邪魔になるのでまたいでいくんだけど、外に行くつもりが気がつくとまた4つの机が向かい合わせに付きあった中心に辿り着いたりしてしまう。

シャツとズボンを着なおしたら今度はかばんを探さないといけない。その中にはパスポートも入っている(僕は車の免許を持っていないのでとっさの身分証明のためにパスポートを現実世界でも持ち歩いている)ので優先順位は高いんだけど、財布は別にどこかへ行ってしまってる。もちろん財布にはクレジットカードが入っているのでそれも優先順位は低くはない。そんなことを考えながら人をかき分けてうろうろしているうちに、シャツとズボンだと思っていた布の塊がいつの間にか色とりどりの女性下着ばかりになっている。なんだこりゃ、とついぶちまけてしまうと周りでいかにも立食パーティのさなかというカクテルドレス姿の女たちがまたケタケタと僕を見て笑う。

アンダーシャツとパンツの姿でぶちまけた女物の下着をかき集めて、着るものをまた始めから探さないといけない、と思いながら知り合いたちの中に紛れた。いや、もう僕はこの会社の社員じゃないんだってば、親しくしてくれるのはありがたいんだけど、今それどころじゃないんだってば、と思いながらうろうろしていった.....



また、ついこないだの寝苦しい夜の夢....



珍しく白い夏用のジャケットを着て人が行き交うどこかの歩道に手ぶらでぼーっと立っている。かなり蒸し暑く、ジャケットの下は汗でじっとりとしている。胸ポケットが重い感じがして中から取り出すとシンガポールドル紙幣の束だった。1、5、10ドルで札ばかりで、それでも全部で数百ドルありそう。どうやらここはシンガポールで、また昔のように出張で来ているらしい。狭い2車線の道路の両脇はそれよりも広い歩道になっていて、いかにもアメリカ人観光客らしい男女が巨体を揺らして談笑しながら大勢行き交っている。

今夜泊まるホテルを探さないといけないということに気がついた。宿の予約もなしに出張に出るとは思えないんだけど、そうなんだから仕方がない。もう午後6時ぐらいで急速に薄暗くなって来ている。シンガポールの夜は早い。大声で笑いあっている巨体の間をくぐりながらホテルらしいところを探して急ぎ足で歩いた。

いかにもそれっぽい幅広のゆったりと曲がりながら上がっている石造りの階段があったので、それを登って思いガラス戸をあけると果たしてフロントがあった。またいかにも観光客といういでたちの巨体の後ろに並んで順番を待っていた。前の観光客らしい人たちは並びながらやはりそれぞれ大声で談笑している。後ろに並んでぼーっと聞いているけど何を喋ってるのかぜんぜんわからない。まあ、どうせアメリカンなジョークを言い合ってるんだろう。

僕の順番になったので今夜からふた晩部屋はないか(「two days from tonight」「two days, one night?」「Sorry no, two nights, three days」などとたどたどしい英語でやり取りをしている)、と訊くと、慇懃な様子で首を横に振って今だと4月13日14日になる、と言う。4月って一体何ヶ月先だよ、と思いながらこの近所に他にホテルはないか、と訊くと丁寧に手書きで地図まで描いて一軒教えてくれた。

地図を見るまでもなくすぐ隣にあったので、そこに入るとまたいっぱいだと言う。また他にないかと訊くと、やはりまた地図を描いてくれた。もう外は薄暗くなってるが、巨体の観光客たちは一向に宿に帰る様子もなく、大声で談笑しながら歩き回っている。

こんどはずいぶん離れていた。人をかき分けながら歩道をあるいていると急に雨が降り出した。見る間に土砂降りになってきたので、ちょっとした広場のようになっているところに出している屋台の傘の下に入れてもらおうとした。

小柄で日に焼けた顔をしたおっさんが店番をしていて、傘に入るなら何か食え、というようなことを言っている。見ると麺とスープとトッピングのようなものが大量に並んでいる。ごめん、お腹いっぱいなんだ、とかなんとか言ってごまかそうとしていると、薪だか石炭だかが燃えている黒くて浅い木箱を台車に乗せた若い男がすぐ隣に同じように雨宿りして来た。

店番は台車男にも何か食え、と言うと、台車男は仕方なさそうな顔をして屋台のものを手際よく指差した。店番は指定されたものをプラスチック製のピンクのお椀に次々に入れて最後にスープをかけて男に渡した。男は立ったままスープの中の麺をすすりだした。台車の荷物からの熱気とお椀のスープの熱気がむんむんとする。早くも小降りになってきたので屋台の傘から走って出た。

こんどのホテルはかなり小さな日本のビジネスホテルのようなところで、フロントらしい男にまた今夜部屋はないか、と訊いた。ところがその男はポーターで荷物が来るのを待っていると言う。言われればたしかにそんな帽子をかぶっている。男にフロントはどこだと訊くと知らないと言う。そこにいかにもホテルの従業員といった格好のぴっちりとしたスーツを着た太った女がやってきて、僕に客かと尋ねた。

今夜泊まれるところを探している、フロントはどこだ、と訊くとその女はまた地図を描きだした。フロントがここでは狭いので別のところに移動した。この紙に描いた矢印をたどって行けば、扉の方を向いている豚の彫刻があるので、その扉を開けろ、と聞き取りづらい早口で言う。

礼を言って描かれた矢印に沿って歩いていくけど、豚の彫刻なんか見当たらない。もう外は真っ暗で、いつの間にか道路は何車線もある幅広いものになっている。さらに行くと大きな川をアーチ状に渡っているのが、道路についた明かりが上下にうねっているのでわかる。もらった紙にはそんなものは描かれていないので、行きすぎたと思って後戻りするうちにまたもとのポーターのいるところに来てしまった。

うろうろするうちに奥まった狭い両開きの黒い扉があって、そこに豚の顔が彫られている。ここのことなのか、全然違うじゃん、いやそれとも僕が聞き間違ったのか、と迷いながら扉を押し開けた。中は薄暗くてバーみたいに見える。またアメリカ人観光客らしい大きな男女が立ったまま酒を飲みながら大声で談笑している。

これがフロントなのか、バーのカウンタみたいなのの奥に立っているバーテンみたいなやつがフロント係なのか、また地図を渡されたらどうしよう、なんて思いながらバーテンの方へ行こうとするけど、巨体がひしめき合っていてなかなか進めない。そういえば出張なのになんで手ぶらなんだろう。荷物はどこだろう.....



最近の長い夢はこういうふうな、登場人物がやたらと多くて、いつもざわざわ話し声やら、ものがぶつかったり蹴飛ばしたりする音がずっとしている。僕は30代の頃に突発性難聴を患って、それ以降左耳はせいぜい1kHzぐらまでしか聞こえなくて、特に体が疲れると耳鳴りがひどくなる。おそらく疲れた時の耳鳴りが夢の中で雑踏を連想させてるんだろう。

それはそういう説明がつくような気がするんだけど、なんでどれもこれも長いのか。そしてなんで疲れてるのか。昼間は職場でへらへらと過ごしては、いつも定時で即帰りしてるのに。

去年から仕事で悶々としてきたアイデアが実際に試作で確認できるようになってきて、ちょっと明るさが見えてきた。その気分のせいなのか、なんだかいっぱい書いてしまったな。
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