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うははははははは! [日常のあれやこれや]

今日午後、待ちに待った例の試作レンズが入った。まず干渉縞を確認してそれらしいことがわかった(まだ定量評価できるようにはなっていない。ピエゾドライバと計算ルーチン書かなきゃ)ので、そのあとすぐ効果を確認するための光学系に組み込んだ。

天体観測用の望遠鏡では、光学系が出来上がって最初に星の像を捉えることを「First Light」と呼んでいる。僕の場合、直径5mmのただのガラス板にしか見えないものが今日やってきて、それで光学系全体にレーザの光を通してカメラで強度分布を初めて捉えることができた。僕のアイデアの「First Light」である。

その結果、去年の暮れから計算していたことは定性的には正しことがわかった。わははは、やったぜ。一方でぜんぜん想定していなかった問題がいくつか起こっていた。いまのところどれもなんでなのかまったくわからない。

しかし、色々いじっているとすごく当たり前の振る舞いに思えてきて、なんだか大したことないような気がしてきてしまった。前の会社では磁気の連中が計算と実験との乖離にいつも苦労していた(「理論不毛説」や「計算不信論」を唱える奴までいた)けど、光の場合は実験でもあまり誤差の入り込む余地がなくて、悩むことが少ない。それと僕は長いこと光の場をいじってきたせいなのか、ああ、波動方程式の通りじゃん、なんだかつまんね、と考えてることに気がついた。いやいや、オカルトじゃないんだから、それでいいんだよ、とあらためて自分に言い聞かせた。

それとは別に、「First Light」のリアルタイムのカメラ画像を今の会社の他の連中に見せても

「あっそう、うまく行きそうなんだ。よかったね」

みたいなゆるい反応しか返ってこなかった。光学の専門家が他にいないのでそんなもんといえばそんなもんやわな。ちょっと寂しい。

ああぁ、ここにその具体的な中身を書きたいいぃぃ! 仕事ネタでなければ間違いなく書いてしまってるんだけど。ああ、誰かと議論したいなあ。前の会社だといっぱいいたんだけどなあ。もちろんそんなこと言ってもしょうがないんだけど。
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コメント 6

jun hirabayashi

すみません、ドタバタ続きでご無沙汰してます。すみません。レリーフ型回折レンズの開口形状とレリーフ形状、その両方を上手くいじる系とか…?と想像しつつ、それではまた…。
by jun hirabayashi (2018-04-16 18:35) 

decafish

コメントありがとございます。
おほほほほ、そう思われますか。diffractiveであることは間違いありません。というか、Fraunhofer回折の領域でしか機能しません。しかし面は連続です。すみません、つい、ウキウキしてしまいました。あまり突っ込まないでください。

実際に見ていただくと「な〜んだ」なんてことかもしれません。僕の本当の気持ちを言えば、一度見ていただいて、誰でも知ってる当たり前の現象なのか、ちょっと違った面白い話なのか、ご意見を伺いたいところなのですが....
by decafish (2018-04-16 22:05) 

jun hirabayashi

OPIE行かれます?
by jun hirabayashi (2018-04-19 18:56) 

decafish

すみません、今回も行けません。

これまで無理難題をふっかけられてはごめんなさいできませんと答えるしかなかったあるお客さんに、これがぴったりだということがわかったのですが、いくつかのよくわからない問題の見通しがつかないと話しに行けないので、早くはっきりさせたくてもんもんとしています。

そういえばなんだかんだで、もう1年以上も展示会などに顔を出していません。出展も社内の他の人に振ってばかりで、そのうち「お前もやれよ」と怒られそうです....
by decafish (2018-04-21 00:40) 

jun hirabayashi

その「もんもん」お伺いしてみたいですね〜。
by jun hirabayashi (2018-04-21 10:05) 

decafish

すみません、ロシア語のコメントに埋もれて見落としていました。
正直にいうと同業のひとに意見を伺いたいのです。今の会社にはいないですし、担当してもらっている特許事務所は全然役に立ちません。

こっそり見てもらえますか?

ここに「こっそり」なんて書いても意味ないですけど。
by decafish (2018-04-23 09:24) 

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