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近況報告 [日常のあれやこれや]

30年以上勤めて、あともう数年で定年になる会社を3月末にやめた。それで仙台での単身赴任生活を7年と3ヶ月で解いて、家族のいる横浜に戻ってきた。仙台での生活をたたむまでの話はすでにした。それからどうしたか、を簡単に報告しておく....

3月末に帰ってきたけど、うちが狭くて僕の居場所がない。仙台で机ベッド布団本棚食器棚といった大物は全部捨てたけど、生活スペースを作るためにさらにいろいろなものを処分した。本や楽譜でもういらないもの、あるいはあとから必要になったときに手に入るものは古本屋やオークションで売ったり紙ゴミとして捨てたりした。

19インチ幅の古いMIDI音源やミキサやエフェクタなどが全部で10台ちかくあったが、ギターシンセ1台を残して全部オークションで売り払った。それらを繋いでいたMIDIやラインのケーブルも大量にあったが全部捨てた。フレットレスベースも売った。ちょっと寂しかったけど、どのみちGMでさえないハードウェア音源をいじって遊ぶほど時間はもうない。

そういうのを一段落させてから、女房と京都旅行に行った。学生時代に生活圏だったあたりをぶらぶらして、30年でどんなふうに変わったか、変わらなかったかを見て二人でおもしろく過ごした。

そして京都から帰ってきたあとすぐ、4月21日から新しい会社に出社している。そこはこれまでの会社と違って、社員が十数人ほどの零細企業で、以前、レンズの設計なんかで手伝ったりしたことのある知り合いの会社。僕はなんと研究開発部長と言うものものしい肩書きをもらった。しかし当然のことながら研究開発部という組織には僕ひとり。

半導体レーザ応用製品を作っている会社なのに、フルタイムの光学技術者は僕が初めて。おかげで入社するなり山のように仕事をもらっている。社長はいかにも手ぐすねを引いて待っていた、という感じ。オフィスでも「とりあえずあいてる机を使って」と言われたきりなんだか落ち着かない気分のまま、なし崩し的に降ってくる仕事を片付けるのがやっとという状態にすでに突入している。しばらくはちんたらとした調子でやろうと思っていたのに、当てが外れた。

以前の会社のように巨大な真空装置なんかをぶんまわした複雑なプロセスの開発を、多額の研究開発費をかけて進める、というようなやり方はしないし、そもそもできない。でも開発テーマは大小取り混ぜていろいろ持っているし、いっぽうではあちこちで光学的な問題の火の手がちろちろと上がっていて消火活動をしないといけない。生活環境が急変している上にこれでは、なかなか頭も体もついていかない。


ところで、仙台で使っていたiMacはその会社に持ち込んで仕事に使うことにした。デスクトップマシンだけでは不便なのでノートが欲しい、と言ったら前の会社みたいに標準PCとか言ってなんだかわからないセキュリティソフト満載のお仕着せなんてなくて、自分で好きなのを買って領収書をまわせばいい、といわれた。べつにWindowsである必要もない。

というのでMacBook Proの13インチRetinaの一番安いやつを8GBメモリにして買った(もちろん僕が使うのでキーボードはUS ASCII配列にして。最初アップルストアに行ったら256GBSSDのモデルなら8GB+USキーボードの在庫がある、と言われたけど社長に「15万は超えません」と言った手前、我慢した)。もちろん僕以外は全員Windowsユーザだけど、Macだからと言って会社の誰からもなにも言われなかった。

MacBook Proの使い勝手はまた別途報告する。
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jun hirabayashi

 大変そうですが、とても面白そうですね!
by jun hirabayashi (2014-05-15 20:32) 

decafish

コメントありがとうございます。
前の会社はいわゆる大企業で、いろいろなことがお仕着せでした。30年以上もいたので会社とはこういうものか、と無意識に思っていたのですが、社員数で数百分の一の会社に移ると、いろいろと「目からウ○コ」があります。それだけでも面白いです。まあ、面白がっていられるのは今のうちかもしれませんが。

移って最初に驚いたのは社員一人々々の自己完結的なパフォーマンスの高さでした。みんながそれぞれ自分で何でもこなします。

たよりなさそうに見えた営業のおねえさんが担当する米国の客先会社から急な注文を受けたとき、部品手配して生産計画を調整して現地営業に電話で(当然英語で)指示を入れて輸送手配して輸出手続きして売り上げ予測の修正版を作ってアカウンティングのおばさんに報告して、というのを出社直後の2時間弱でさくさくっと片付けたのを僕は見ました。前の会社では5、6人掛かりの数日仕事です。もちろん金額の規模は何桁か違いますが、ちょっとした驚きでした。
零細企業ではこういうのが当たり前なんでしょう。逆に大企業の社員はこういう面ではスポイルされていると言っていいのかもしれません。

僕も心を入れ替えてがんばらないといけないです。でも、うう、お金の計算ができない....
by decafish (2014-05-15 22:48) 

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